娘の涙: 大好きな給食の先生との別れ

今週のお題「思い出の先生」

私自身の話ではなく恐縮だが娘の話をする。

お気に入りの給食の先生が先週末出産を機に退職した。

最後に手紙の交換をしたこの先生が娘にとって「思い出の先生」になることだろう。

 

長女は年齢 4歳、職業 保育園児だ。

自身が通う保育園にお気に入りの先生がいて、名前がよく出てくる先生が何人かいる。

その1人が給食の先生、鈴木さん(仮名)だった。

 

娘の好きな給食はハンバーグとカレーライス。いつもおかわりをするほど給食が大好きだ。食いしん坊のあまり勤労感謝の日には、鈴木先生にプレゼントを渡す大役を担ったこともある。

そして帰る際には毎日調理室に立ち寄って鈴木先生にバイバイすると妻から聞いていた。

実際、私も何度かお迎えに行った際には長女から「パパッ、鈴木先生に挨拶して!」と促され、ご挨拶させていただいたことがある。(上司を連れて行く部下かよってくらい日ごろお世話になっている先生方への挨拶をお願いされる。笑)

そんな大好きな先生が出産を機に退職された。

 

辞める前に鈴木先生お手紙書きたいと言うので、妻が手伝いながらお手紙を書いた。

お手紙を書く長女

最終日に会えず渡せなかったらいけないので木曜日に持っていったそうだ。

すると、鈴木先生「初めて園児からお手紙もらいました!」と、すっごい喜んでくれたそうだが、長女は照れ臭くなったのか「じぁねっ👋」と足早に帰ったそうだ。

そして鈴木先生最終勤務日の金曜日、今度は長女が鈴木先生からお返事の手紙をもらった。

保育園では嬉しそうにしてたものの、お家に帰ってお手紙を読むと寂しさがこみ上げ大号泣

私が仕事から帰ってきた時もそのお手紙を繰り返し繰り返し、一文字ずつ指で追いながら自分で読んでいた。(4歳で平仮名をまだスラスラ読めない。)

その姿に大人もとても切なくなる。

文字を読むことに一生懸命だろうけど、鈴木先生への想いがこみ上げてくるのだろう。

貰ったお手紙を繰り返し読む長女

出会いがあれば別れもあるものだ。別れは辛いが、短い期間で、それも給食の先生なので日中一緒に過ごすわけでもないのに、それだけ仲を深められたことはとても素敵だと思った。

長女の胃袋を支えてくれた恩だろうか。

これからも娘にはたくさん素敵な出会いをしてほしい。

 

さて、今週私は送別会が2件ある。

さすがにおじさんが職場のおじさん(しかも上司)にお手紙は書かないが、酒の力も借りてお世話になった思いを伝えよう。

 

 

**余談**

上司にお別れのお手紙は書かないが、年賀状などの手書きの手紙の良さを書いた記事がある。あわせてぜひ!

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