昨夏取得した育児休業
先日無事育休手当を受け取り(5ヶ月経ってようやく、!)、育休の全てが終わったような感覚と、育休の夏の日々を懐かしんだ。
家庭の数だけ・子どもの数だけあるケースの一例として、3児の父・メーカー営業の私が取得した『産後パパ育休』の制度そのものについて、ちょうど1年前育休取得を上司相談した日のことから育休・復帰までを振り返る。

出生時育児休業『産後パパ育休』
私が取得したのは出生時育児休業、いわゆる『産後パパ育休』。
産後パパ育休は2022年に新設された男性従業員を対象に最大4週間取得できる育児休業。育児休業期間の他、申請期限が休業開始予定日の2週間前までと通常の育休(1ヶ月前まで)に比べ猶予がある点が通常の育休と異なる。
(そんなギリギリで申請するか?って気もするが、生まれてから「やっぱり育休取得する!」となった際は役立つかも?)
対象やお金の面などは下記厚生労働省ホームページを参照。
しかしまぁ金銭面に関して給付金受け取りが5ヶ月後とは驚いた。。。
私は短期間だったので良かったが、長期だと現金推移予測を立てておくことが大事ね。
『産後パパ育休』に感じる"裏側"
産後パパ育休が制定されて、取引先でも活用している人を聞くので男性育休のハードルが下がっていると思うし、男性も育休取得が必須の会社もあると聞く。
ただ、それが逆に長期休業を望む従業員に対し、「産後パパ育休の範囲内で」とか、1日だけ取得させて取得率を上げさせたりして、従業員の思いとのアンマッチが生まれないか密かに心配している。
自身の考えが反映される世の中であることを願う。
3人それぞれ違った出生後
3人目にして初めての育休取得だが、これまでどうしていたか。
第1子
第1子が生まれたときは育休は取らなかった。
と言うか、転職して1年未満でそもそも取得する資格がなかった。
ただ、コロナ禍で在宅勤務が多かったので、結果的に一番長い時間0歳時の様子を見れていたのが姉ちゃん。
第2子
第2子のときは生まれる日から1週間特別休暇と有給をもらうことにしていた。
姉ちゃんが保育園に通い始めていたため里帰りせず、妻の入院中姉ちゃんと2人の生活を送っていた。(1日目はスシロー行ってご機嫌だったけど、2日目以降めちゃくちゃ泣いてたな。。。)
退院後は義母に1ヶ月間応援に来てもらいながら生活した。

第3子
そして第3子が発覚した際、妻と話して私も育休取ることを決めた。
とは言え令和のこの時代でも「(顧客と)会ってナンボ」の営業職。
いち早く顧客が検討していること知っていち早く適切な提案をできるかが、シェアを上げられるかに関わってくる。
それもあって営業職で男性育休はほとんど聞かない弊社。
進行中の案件がある中顧客と1ヶ月離れる不安やプレッシャー。
だが、怪獣2人がいる今回は父親も1日家にいないと家事育児が成り立つ気がしなかった。

会社への育休打診
そこで会社へは安定期に入る頃に妻の妊娠と育休取得のお願いをセットで伝えることにした。産後パパ育休を活用して最大約1ヶ月での交渉。幸いにも営業職で上司と2人で外出する機会があるので、外回りの帰りに相談した。
伝えた際の上司の反応はと言うと、、、
課長:「ええ、はい、わかりました。まぁこちらに断る権利はありませんから。月初の報告資料だけ心配だね。あとはまぁ大丈夫でしょう。」と課長の人柄らしい気にしない反応だった。
支店長:「絶対奥さんの近くにいた方が良いよ。仕事は課長にお願いしたら大丈夫だろ。俺の頃は育休なんて絶対あり得なかったけど時代だよなー」って感じ。
同僚からも「ひまみれさんの分なら喜んで引き受けます」なんて頼もしいこと言ってくれる人もいて嬉しかった。
そんなこんなで、短期間だったこともあり、案外すんなりと育休取得を認めていただいた。ありがとうございました。
育休を迎えて
そして、無事第3子が生まれ実際に取得した夏季休暇に繋げて計およそ1ヶ月間のお休み。
上2人のお世話と家事の全面を担い、今までにない家族との濃い時間を過ごせ、今でもあの期間は「幸せそのもの」だったと思えている。
一方で日ごろパートナーが担ってくれている役割の全てではなくとも、大量のタスクに追われる毎日の片隅を体験できたこともとても有意義だった。改めてあの家事育児を産後すぐの妻がするのは絶対的に不可能だと思った。
育児休業中に書いた記事はこちらから👇️
短期間育休は『なんちゃって育休』なのか
繰り返しになるがおよそ1ヶ月と短期間の育休を取得した。
そんな短期間の育児休業が「なんちゃって育休」と揶揄されることがあるらしい。面と向かって言われたことはないが、大手マスコミが配信している記事で知った。
その記事に触れ正直とてもモヤモヤした。
人それぞれ、家庭それぞれに育休取れる期間の長短があるはずだろう。父親の育児参加を推進する人が各家庭の事情を慮らず期間だけで判断するのはおかしいだろうよって。もう記事詳細忘れかけているのに嫌なこと思い出した。笑
我が家なりに考えて決めて取得した育児休業。
職場を空けた期間が長くなかったので、担当を変えられることなく復帰後不在の間の案件の進み具合をキャッチアップして再開することができた。
また、1月から新しい仕事を任せてもらえることになったのだが、あくまで結果論として、私個人のケースとして、タイミングが合致し育休取得を取りつつキャリアアップのチャンスを逃すこともなく絶妙なバランスを取れた結果となった。

短くとも得られたことが多い育休
このような選択をさせてくれたのも、平日安心して仕事に集中できるのも他ならぬ妻のお陰で本当に感謝している。
妻に比べれば平日育児家事に携われる時間は圧倒的に少ないが、仕事も直接的な育児ではないにせよ、稼ぐ・生計を立てる役割として家族の暮らしに不自由をかけないよう仕事に取り組みつつ、直接的な父としての役割も1つでも多く担えるようやっていきたい。
社会人になって初めて1ヶ月休んで家族と接し、その期間で家族と言うものをダイレクトに、深く、濃く触れることができたから、そういった思いをより持てたのだと思う。
短くてでも育児休業を取って良かったと心から感じた。
あの家事育児の量を産後すぐの妻が全て担うのはまず不可能だし、長短に関係なく得られる思いは必ずあると思う。
あの日々をもう一度噛み締めてこれからの日常を送っていこうと思う。