

音痴な私
前回の記事で妻とカラオケに行った話に触れた。
私は恥ずかしながらかなりの音痴だ。
一方、妻は絶対音感の持ち主だ。
私は音程がわからないので、言わば『絶対音痴』なのかもしれない。
妻に宣告されたことがある。
「世の中には2種類の音痴がいる。1つは音が外れてるって分かってても合わせられない人。もう1つはそもそも音が外れていることすら分からない人。あなたは後者です。」と。
やかましいわ。
妻と付き合う前のドライブデート中、スペイン語の歌を口ずさむとこうも言われた。
「原曲知らんけど音外れてるのは分かる」と。
よくもそんな男と付き合い結婚してくれたわ。
子どもを持ち、家族でのドライブで私が歌うと今度は後部座席から長女に切実な顔をして言われる。「パパッ歌わないで🤫」と。
悲ちい。一緒に楽しく歌わせておくれよ。
それに知ってるかい?そう言うあなたの半分は音痴でできてるんだぞ。
悲しき音痴の生態
音痴でない人には音痴の生態が分からないかも知れないので一例を挙げてみようと思う。
音はすべて唯一無二
まず、"ド"と1オクターブ高い"ド"が同じ音ということが理解できない。1オクターブ低い"ド"も1オクターブ高い"ド"も全て唯一無二の音と言うのが私の見解だ。共感いただけるかしら?
次の音が高いのか低いのかわからない
我が家には1オクターブ分のピアノが付いた絵本がある。
楽譜と鍵盤にドレミ(ふりがな?)が振ってあるので本を見ながらなら弾けるし、場所を覚えれば見ずにでも弾ける。(ドヤ😤)
しかし、弾きながら次の音に悩んだとき、次の音が頭の中にあっても、それが鍵盤の右方向なのか左方向なのかがわからない。
ヤマカンで大きく反対方向に行った際には妻から「なんでよ」とツッコまれる。右か左かの2択を外しただけなのに。
音程の合わせ方が分からない
カラオケで音程のバー出せるじゃないですか。
あれで外れてることは可視化できる。でも、どうやったらバーに合わせられるのかがわからない。多くの場合少し下を這う感じである。(不協和音💀)
なぜかつられはする
そうすると、妻がリモコンで音楽側を#なり♭なりで私に合わせようとする。するとなぜか私もつられて下げたり上げたりする。「なんで🥲?」と妻は頭を悩ますが私も同じ思いである。
1音目を当てれればイケる!?
一方で、最初の音が奇跡的に合うと結構イケる。
ザ・ハイロウズの『青春』は正にその好例で、数少ない(とても低いレベルでの)"持ち歌"の1つである。意外や意外でドリカムの『何度でも』も割とイケる。色々挑戦してみると"10001回目は何か変わるかもしれない♪"のだ。
1音目を外すと迷子のままオワる。いわゆる事故だ。だいたい事故してる。(そら修正しようがないんだもの。)
他にも色々ある気がするが、言い出したらキリがなさそうなのでこれくらいに留めておこう。
音痴認定とカラオケでの克服訓練
生粋の音痴な訳だが意外にも自身が音痴であることを知ったのは社会人になってからだ。
「恥ずかしい」という理由でそれまで人前で歌ってこなかった。しかし、社会人になると、とりわけ営業職の私はスナックやらで歌わざるを得ない局面がある。そこで仕方なく歌ったところ、音痴であることを上司に宣告された。それ以来、音痴と分かりながら歌わないといけないのが、苦痛ではないにせよ楽しくはなかった。
そこで音痴克服も兼ねて一人カラオケするようになった。
「音痴なので受付から遠い部屋にして」とお願いした。
色々試す中で、『青春』のように数曲はマシに歌い上げれる曲を見つけられたこともあり、歌うことへの抵抗は随分薄れた。妻とならカラオケも行けるようになった。仕事の付き合いでも数曲は歌えるようになったのは大きい。個性が1つ死んだかも知れないが。
カラオケなどで「楽しく歌えば上手い下手関係ない」と言われることもあるが、あれは非音痴のセリフだ。
音痴の生態や苦悩を少しでも知っていただき、ご理解賜われれば幸いだ。
求ム!音痴でも歌える歌
最後に、「これなら音痴でもワンチャンいけるかもよw」的な曲があったら是非教えてほしい、!1つレパートリーが増えることで私の音痴人生の苦悩が少し軽減されるかもしれない。